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執筆者の写真福嶋かおり

「小さなお茶会」2

皆さんの自己紹介が終わり

次はファッションに対する bias(偏見や思想の偏り)のお話。


誰もが bias があって

自分の思うようなファッションができていなかったり

自信が持てなかったりしていると思います。


でも、なかなかそういった事を考える機会がないと思います。

なので、みなさんに問いかけて見ても

反応はあまりありませんでした。


そこで私の経験談をお話ししました。


私がなぜ、ファッションに気をつけて、常に意識しているのか?

私もこのイベントを開催するまで

こんなに自問自答することはありませんでした。


その答えは中学時代に遡ります。

私は自慢ではありませんがモテました!(笑)

名前も顔も知らないような他校の生徒からも

家に電話がかかってきたりしました。

母親は心配し、学校の先生に相談しました。

すると先生は私に

「あなたが簡単に付き合えるレベルの女だと思われているからです。

高嶺の花になれば、そんなに簡単に誰でも声はかけてこなくなりますよ。」

と、おっしゃいました。


純粋だった私は(笑)バカっぽく見られないように勉強も頑張ったし

見かけも意識するようになりました。


そうなんです!私のファッションの原点って

人から舐められないようにっていう防御だったのです。


なのでほぼパンツスタイルでクールなファッションです。

スカートはフルレングルのものしか持っていないし

男目線のモテファッションやコンサバなんて興味ありません。





←イベント当日の写真。


レッドオレンジのトップスに

ベージュのワイドパンツ。


左のカバンの上に置いてあるのは

ダメージ加工のトレンチコート。


そして真っ赤なリップ。


こんな格好していたら

男性は引きますよねー!笑

だって強そうだもんねー。



面白いですよね。

中学時代の先生の一言が

私のファッションの原点を作ったのです。


私のファッションの bias はポジティブな結果に繋がっていると思います。


社会に出てからも

男性から不当な扱いや理不尽な態度は取られたことなかったし

海外に出てからも差別を受けた経験がないのも

ファッション武装が功を奏しているのかもしれません。


私はファッションでなりたい自分になれていると思うのです。


私の場合はポジティブな結果に繋がりましたが

ネガティブな結果に繋がってしまった方もいらっしゃると思うのです。


例えば「女の子なんだから、もっと可愛らしい格好をしなさい」

と誰かから言われて

自由に服が選べなくなったとか

「ダサい」っていう誰かの一言で自信がなくなり、

ファッションが楽しめなくなったとか

掘り下げていくと、みなさんにも bias があると思うのです。



イベント「小さなお茶会」3 に続きます。

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